最近親子ローンといって、住宅ローンを親子で引き継ぐものを組む人がいます。金融会社によって差はありますが、住宅ローンの返済は75~80歳までと決まっています。50歳や60歳になってからは長期間の住宅ローンを組むことができません。審査の段階でフラット35を利用したくても断られてしまうのは、50歳を過ぎている場合です。融資条件を親子ローンなら1人でローンを組むよりもクリアしやすく、返済期間に余裕を持たせることや、借入金額を増加することも不可能ではありません。25年~35年の長期のローンを組むことが60歳以上の人でも、親子ローンにすればできるようになります。ゆくゆくは親子で一緒に住みたいという人や、二世帯住宅を考えている人にはおすすめのローンだといえます。親子で融資を受け、共同で返済することができますので、金融会社の信用評価もぐっと高くなるわけです。現在同居しているか、将来同居を予定している親と実子または養子が親子ローンを利用することができます。買おうとしている住宅は、親子が共有しているか、またはどちらかかが所有しており、親子や親子の家族が共に住むことが目的である場合となっています。ほかの条件としては、子が親の連帯債務者になること、親子どちらも安定した収入があることなどがあげられます。団体信用生命保険に親子の双方が加入するなど、いろいろと親子ローンは金融会社によって条件が異なるようです。